top of page

Gallery

この作品は文字通り四国八十八ヶ所を巡って作られた作品だ。
それは間違い無い「事実」だが、此処で混同してはいけないのは、「記録」と「記憶」は違うという事。
本作は私の「記憶」と、映像に収められた「記録」を、俳優達の「演技」により構成された作品。
本当の「事実」を、知っているのは、私しかいないという事になる。
そんな中俳優は、本当の意味で「記録」や「記憶」を演じる事が出来るのか?
それは再現なのか?

「あなたの考えている事は、伝わらない。」
これは誰にでも言える事であり、間違い様の無い「事実」。
つまりこれが何を指し示すか。 これは或る意味、自身を含めた大いなる人体実験です。

ドキュメンタリーなんてものが、舞台で通用するなんて信じないあなたへ。
ドキュメンタリーを舞台で用意して、お待ちしております。

​長谷川寧

bottom of page